スポンサーサイト

--年--月--日 --:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

12. 天国への階段

2006年11月24日 00:25

今回の主要目的の一つとしていた場所へ向かう。
5年前のこの日、僕は朝までCNNを呆然と見つめていた。
2機目の突入、逃げ惑う人々、そして崩壊。
見ておかなければいけないという気持ちだけが、そこに歩を進ませた。

駅を出てチャイナタウンを南へ、フィナンシャルディストリクトへ向かう。
すれ違う人は皆、俯いて歩いてるような気がする。
僕は教会を見上げていた。
あれから、世界は何か変わったのか。
現実的ではないが、良くなってると思いたい。
IMG_0489.jpg IMG_0494.jpg IMG_0506.jpg

WTC跡地のフェンスには、大勢の人が手向けた花が連なっている。
パス・ステーションの「9.11 Remember Here」の文字を通り過ぎた。
一角にあった星条旗には様々なパッチが貼ってあり、
それは警察官や消防士達のエンブレムのようだ。
びっしりと書き込まれたメッセージの中の一文、「Happy Birthday in Heaven」。
隣には涙を流し、メッセージに語りかける年配の女性と、
彼女を支える夫と思しき男性。
当時僕ができたのは、駐在員の安否確認だけだった。
ここで誰か知人を失った訳でもない。
でも、堪えきれないものが少しだけ、僕の目からも溢れた。
IMG_0509.jpg IMG_0503.jpg IMG_0505.jpg

日も暮れて、WTCから空に伸びるライトアップの光を仰ぎ見る。
天国への階段。
IMG_0527.jpg IMG_0496.jpg

あの日から、世界は良くなったのか。
平和主義者でもなんでもない僕は、また考えてみる。
僕にはスケールが大きすぎるが、皆そうしようと思っているはずだろう。
そして親しい人を失った想いを、想像する事ができなかった僕に嫌悪する。
これは人格的欠陥。
いずれその事を考え、恐怖や悲しみを覚える日が来るのだろう。

↓一押し、よろしくです。↓
 FC2 Blog Ranking

スポンサーサイト


最近の記事


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。